中学生の気持ち

個別指導塾の学習空間、桶川・鴻巣西教室担当の貝塚です!

早いものでもう4月が終わろうとしています。生徒にとっては新しいクラスで1ヶ月が過ぎようとしているところだと思います。友達はできましたか^_^

中学校に入ると、やることが多くなり、人間関係だって大変になります。今日はふと通勤中に思い出したことについて書きますね。

私が中学1年生のころ、美術の課題で“自分の心の自画像を描く”というものがありました。自分の性格や考えなどを自画像として絵で表すという、大人でも難しい課題でした。
まずは宿題として、下書きを次の美術の時間までに描いてくるように言われ、自宅で描くことになりました。

当時の私は数学や国語など、いわゆる5科目の勉強が苦手で、美術や音楽などが好きだったので、それなりに考えて描きました。考えれば考えるほど難しかったのですが、一つだけ、“皆の前で出しているのは明るい自分だけど、本当はつらいんだよ”ということを伝えたくなり、自分の顔の輪郭を描き、真中を線で分け、左側をニコニコといつも笑っている表情の自分、右側をつらく涙を流している表情の自分を描いて下書きを完成させました。

次の美術の時間、自信満々に宿題を提出し、先生に確認してもらっていると、先生が一言、「またこれか。」とつぶやきました。そして「描き直しなさい。」と言われました。何がいけなかったのか分からなかったので、理由を聞くと、少し歯がゆそうな表情で「自分を表現するというのはそういうことではない、確かにつらいことや我慢していることを隠し、皆に見せている今の君は本当の君だし、それが仮面をかぶっていると感じているかも知れない。だけどそれは皆一緒なんだよ。そして仮面をかぶっていることすべてを含めて君なんだよ。みんなと一緒のことを書いているのだから自画像じゃない。だから描き直しなさい。」

何人もの生徒が、まさに私が描いたような絵を描いていました。
先生に言われて悔しかったことを今でも覚えています。必死に考えて描いた絵を否定されたように感じたのもそうですが、皆同じことを思っているのに、自分がつらい、自分だけがこんなに我慢しているんだという、うぬぼれを恥ずかしいと思ったのもかもしれません。

新中学生、新高校生、新社会人の方は、つらい時ほど自分だけの視点だけでなく、ぜひ相手の視点もよく考えて、冷静に、そしてゆっくりと状況を見つめ直す習慣を身につけて下さい。

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